#br * ROMSの動かし方(超簡易版) [#o68361ab] #br ROMSのソースファイルがあるディレクトリを「~/ROMS/sample」とする. cd ~/ROMS/sample make clean make clobber make mpc make depend make -j 4 roms duck2d.in roms sample.in これでromsが実行されるのでしばし待つ.終わったら, ncview duck2d_his.0000.nc ncview sample_his.0000.nc のようにncviewにてビジュアライズする。 終わり。 #br ** ちょっと便利なROMS実行法 [#b1045849] #br $ roms roms.in > run.log & これで画面に出力される大量のメッセージがファイル「run.log」に書き込まれ、かつROMSはバックグラウンドで実行される(画面にはなにも表示されない)。「top」コマンドでROMSが実行されていることを確認すべし。 $ tail -f run.log ROMSの標準出力の書き込み先である「run.log」を時々刻々アップデートしながら画面に表示する。 表示するだけなので、Ctl + cなどで止めてもログの画面表示が止まるが、ROMSも,ログへの標準出力も止まらない。 #br ** Open MP並列化の際(単体ワークステーションなど)に使用するCPUコア数を変更することもできる. [#e22aedfd] #br $ setONE $ setTWO $ setFOUR $ setEIGHT それぞれ使用するコアの数を1,2,4,8に変更するコマンド.コマンドを実行したコンソールでのみ有効.学生用WSの場合はクアッドコアのハイパースレッディング(HT)付きなので,4x2=8コアまで使用できる.HTは最適化によりコア数を仮想的に倍増させる技術なので,使用コア数を4から8にしてもパフォーマンスが倍増することはないが,ROMSの場合,4コアよりは8コアの方が10〜20%程度速くなるようである. ちなみに8コア設定時のROMSのCPU利用率は限りなく800%近く,通常,780〜790%程度になる(topコマンドなどで確認できる).